11月22日は、その語呂合わせから「いい夫婦」の日とされています。明治安田生命保険相互会社が、「いい夫婦」の日にちなみ、今年の10月10日~10月16日に、全国20-79歳の既婚男女1596人に対して実施した、夫婦の関係に関するインターネット調査の結果を公表しました。

この中で、興味深いものは、結婚までの交際期間と、交際期間1年以下の「スピード結婚」の割合の、世代別調査結果です。結婚までの交際期間は、全例の平均値は32ヶ月でした。しかし、20歳代・30歳代・40歳代の生殖年齢と考えられる世代では、36ヶ月以上となっており、若者世代が結婚に踏み切れない様子を、如実に表した結果となっています(図1)。
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さらに、交際1年以下で結婚した人いわゆる「スピード結婚」の割合も、全体の平均では32.5%でしたが、20歳代・30歳代では30%以下の低い割合となっていました(図2)。

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この調査では、私たちの周りにいる若者たちに起こっている現象ですが、残念な事にこれらの原因に迫る分析はなされていません。