顕微鏡手術「ホークアイ・サージェリー」の取材記事が夕刊フジ・健康新聞にて掲載されました。獨協医科大学埼玉医療センターでは、オーブアイを使った男性不妊治療の顕微鏡手術のことを「ホークアイ・サージェリー」と呼んでいます。対象となる手術は、「精索静脈瘤手術」「精巣精子採取術(マイクロTESE)」「精管-精管吻合(ふんごう)術」「精管-精巣上体管吻合術」です。

従来の顕微鏡手術は接眼レンズに両眼を当てて、体を固定した体勢で手術していたのに対して、オーブアイは顕微鏡をのぞく代わりに、高画質の4Kカメラで撮影した映像を3D大型モニターに映し出し、それを見ながら手術をします。内視鏡や腹腔鏡でモニターを見ながら行う手術が、顕微鏡手術でも可能になりました。

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その結果、顕微鏡をのぞき込む必要がないので、執刀する医師の体の負担が軽くなり、体の自由度が高くなるので正確で丁寧な手術ができるだけでなく、手術室にいるスタッフ全員が同じモニターを見ることができ、希望があれば患者にも術中の3Dモニターを見てもらうことで、手術への不安の軽減につながります。

【ここまで進んだ最新治療】男性不妊の顕微鏡手術 執刀医の負担減る「ホークアイ・サージェリー」 3Dモニター映像で患者も安心