■日本経済新聞 2015年3月13日夕刊「らいふプラス」
本日の日本経済新聞夕刊のらいふプラスで、取材記事「がんと不妊(下) 精子の保存、連携に課題 専門医不足/小児への説明複雑」が掲載されました。
若くしてがんにかかり、放射線や抗がん剤で治療した場合、精巣の精子をつくる機能が低下してしまう可能性があるため、治療前に精子を凍結保存しておき、将来、子を得る可能性を温存しておく方法がありますが、「男性不妊を担当する泌尿器科医が全国的に少なく、がん治療医との連携も不十分」であるため、「がんの治療前に男性患者に将来、子供を持つための精子凍結法を説明し、対応策も考える医療機関はまだ少ない」ため、治療前の限られた期間内に精子を凍結保存をする患者は少ないという現状を説明しています。
尚、獨協医科大学越谷病院では2015年6月にがん患者の精子凍結を担う専門のセンターが開設される予定です。
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