男児の妊孕性温存に関する情報です

精子形成の始まっていない男児が、悪性腫瘍に罹り、手術・抗がん剤治療・放射線治療を受けた場合の、将来の子どもを授かる見込みはどうなっているのでしょう?

精子形成がないのですから、もちろん治療開始前に精子凍結保存をすることは出来ません。
これらの患児が、治療の結果治癒した場合、子どもを授かる事がどのくらい出来ているのかを調べた研究は、国内にはありません。
St Jude Children’s Research Hospital(米国テネシー州メンフィス)からの報告によれば、診断時年齢が若年であるほど、将来に児を持てる可能性は低くなり、治療法別では手術・化学療法・放射線治療それぞれの単独療法よりも、化学療法と放射線治療の併用で、妊孕性が低下する事が示されています(表)。
国内でも、同様の研究・調査が行われると良いでしょうね。
次回は、精子形成前の男児の妊孕性温存の最前線について、解説します。

表 2017.7.7
table01

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