読売新聞夕刊に現在進行中の臨床研究についての記事が掲載されました

■読売新聞夕刊(2015年5月1日)

獨協医科大学越谷病院泌尿器科で体の外に取り出した男性の精巣の組織から精子を作り出す臨床研究がスタートしたことを伝える記事が掲載されました。

1年間で20名の無精子症の患者から精巣を切開して精子の元となる細胞を含む組織を採取したうえで、体外で培養し、採取した組織から精子を作ることができるかどうかを確かめるとし、ヒトを対象にした研究は初めてであること、この研究の成功が、将来、小児がんの治療の影響や無精子症により精子を作れない男性が、子どもを持てる可能性が出てくることが解説されています。

読売新聞夕刊「体外で精子培養、臨床研究開始…ヒト対象に初」

事務局

ヒト精巣組織の体外培養研究についてNHKで報道されました

■NHK 4月6日(月)ニュースシブ5時、ニュースウォッチ9

獨協医科大学越谷病院泌尿器科で体の外に取り出した男性の精巣の組織から精子を作り出す臨床研究がスタートしたことが、NHKの夕方と夜のニュースで報道されました。

小児がん患者の子どもは、抗がん剤や放射線治療によって、精巣の機能が損なわれ、将来、無精子症の男性不妊患者になるリスクがあります。もしも、精巣組織を体外培養し、精原細胞から精子をつくりだすことに成功すれば、予め精巣を治療前に凍結保存しておく臨床研究に移り、将来子どもを持つ可能性を残せるようにすることが、この研究の目的の一つです。

*NHKニュースweb:小児がん患者に子どもを 体外で精子作る研究開始へ

事務局



日本経済新聞夕刊「らいふプラス」に取材記事が掲載されました

■日本経済新聞 2015年3月13日夕刊「らいふプラス」

本日の日本経済新聞夕刊のらいふプラスで、取材記事「がんと不妊(下) 精子の保存、連携に課題 専門医不足/小児への説明複雑」が掲載されました。

若くしてがんにかかり、放射線や抗がん剤で治療した場合、精巣の精子をつくる機能が低下してしまう可能性があるため、治療前に精子を凍結保存しておき、将来、子を得る可能性を温存しておく方法がありますが、「男性不妊を担当する泌尿器科医が全国的に少なく、がん治療医との連携も不十分」であるため、「がんの治療前に男性患者に将来、子供を持つための精子凍結法を説明し、対応策も考える医療機関はまだ少ない」ため、治療前の限られた期間内に精子を凍結保存をする患者は少ないという現状を説明しています。

尚、獨協医科大学越谷病院では2015年6月にがん患者の精子凍結を担う専門のセンターが開設される予定です。

事務局

NEWSポストセブンに取材記事が掲載されました

■NEWSポストセブン

ニュースサイト「NEWSポストセブン」に「男の妊活「精子も35才を境に老化するので急ぐべき」と専門医師」とのタイトルで取材記事が掲載されました。

不妊の原因は女性だけでなく、男性側にもあるので、不妊治療は男女同時に始めたほうがよいこと、また、配偶子が老化するのも女性の卵子だけの問題ではなく、男性の精子も35才を境に老化し、受精能力が低下することがあるため、1年間、妊娠できなければ不妊治療はできるだけ早く始めるのが得策であるという内容です。

また、一般の男性のための「精子力」を低下させない日常の注意事項も紹介されています。

*NEWSポストセブン取材記事掲載ページ

事務局

出生率と経済

21014年5月20日の日本経済新聞にとても興味深い記事(「財政再建、出生率の視線を」)が載っていました。
(画像をクリックして拡大・Fig. 1)
20140521
Fig. 1 2014.5.21

現在の日本の合計特殊出生率は1.41(本年度発表)ですが、今後に関して国立社会保障・人口問題研究所の人口推計ではもう少し低下すると予測されています。この中で、中間的な推計値である中位推計では出生率は1.35と予測されており、これを元に議論が展開されています。
記事を書いた、世界平和研究所主任研究員の北浦修敏氏によれば、出生率が1,35の中位推計の値で今後22世紀まで続くとすると。生産年齢人口は、2040年以降毎年1.5%ずつ減り続け、これに伴って、政府の支出は増加し、2070年頃に現在よりも7%増して、プラトーに達すると計算されています。この支出をまかなうために、消費税率を現在よりも14%程積み増さないといけなくなるというのです。
これに対して、出生率が2.07に増加した場合は逆に2040年頃から、新たに生まれた世代が生産年齢人口に加わるため、2090年までに現在の水準の政府支出に戻すことが、可能になるというのです。消費税率も、一時的には上昇しますが、現在と同じ水準に戻すことが可能になるというものです。

国が豊でなければ、子どもを産み育てることは出来ません。
不妊治療だけで解決するわけではありませんが、少子化対策は正に待ったなしの崖っぷちになっている事がお分りになるでしょう。
今、手を打ってもその効果が出始めるのは2040年頃です。
つまり、4半世紀のギャップがあるのです。

産経ニュースに学会発表が紹介されました

2014.04.24 | 記事紹介

■産経ニュース「精子も35歳から老化 受精能力が低下 独協医科大が研究まとめ」

産経ニュースに日本産科婦人科学会での研究発表が紹介されました。
以下、記事から
——————————-
男性の精子の受精能力が35歳を境に低下する傾向が、独協医科大越谷病院(埼玉県)の岡田弘教授らのグループの研究で明らかになった。18日から東京都内で開かれた日本産科婦人科学会で発表した。不妊は晩婚化の進行による女性の「卵子の老化」などが主な原因とみられていたが、精子の老化も影響している可能性がある。岡田教授によると、男性の加齢によって受精能力が低下することが実証されたのは初めて。
——————————-

◎産経ニュース「精子も35歳から老化 受精能力が低下 独協医科大が研究まとめ」

事務局

男子下垂体性精巣機能低下症についての解説が掲載されました

2014.01.31 | お知らせ, 記事紹介

CareNet.comの運用する希少疾病ライブラリhttp://www.carenet.comに男子低ゴナドトロピン性精巣機能低下症(Male Hypogonadtropic Hypogonadism: MHH)が掲載されました。

医師向けに書いていますので少し難しい内容ですが、参考にしてください。

なお、閲覧にはCareNetへの会員登録(無料・簡単)が必要です。

『赤ちゃんが欲しい』に協力しました

■『赤ちゃんが欲しい』に協力しました

『赤ちゃんが欲しい』2014年冬号(主婦の友社)、
「メンズのための精子力アップ講座」の監修をしました。

<内容>(一部紹介)

ウソ? ホント? 精力にまつわる あんなウワサ こんな言い伝え

精子力を上げる!毎日のコツ
1 あたためちゃダメ!! とにかくタマを冷やす生活を
2 「活性酸素」を体内に過剰につくらない!
3 食事は妻と同様、3食のバランスが最重要!
4 セックスは回数を重ねてなんぼだ!

『赤ちゃんが欲しい』は、ベビー待ちカップルを応援する季刊誌雑誌。

『赤ちゃんが欲しい』http://www.shufunotomo.co.jp/magazine/?cat=15

赤☆2014冬号_精子力00_表紙

赤☆2014冬号_精子力01 赤☆2014冬号_精子力02 赤☆2014冬号_精子力03

雑誌『CREA』に取材協力しました

■雑誌『CREA』に取材協力しました

女性月刊誌『CREA(クレア)』、2013年11月号
「母になる 学校開校!」の記事に、取材協力しています。
「いつか産みたい、産んですぐの、働く女性必読」の記事とのこと。
http://www.amazon.co.jp/CREA-クレア-2013年-11月号-雑誌/dp/B00FBKFA5Y/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1382581600&sr=1-1&keywords=クレア

CREA_2013年11月号_表紙

 

CREA_2013年11月号_01
 

 

 

 

CREA_2013年11月号_02
 

 

 

 

 

ドクター・岡田の著書、
男性不妊の現在を徹底紹介、『男を維持する「精子力」』好評発売中。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/489308805X/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=489308805X&linkCode=as2&tag=htadahiro-22

 

「朝日新聞」にコメントが掲載されました

■「朝日新聞」2013年10月20日(日)

生活面「患者を生きる」にコメントが掲載されました。

 

2323「腎と泌尿器」男性不妊(5)情報編 遅れがち男性の受診

 以下で記事を読むことができます。 

http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201310190556.html?ref=reca

朝日新聞_2013:10:20

 

 

 

 

 

 

 

 

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