TARZANに取材記事が掲載されました

2013.11.29 | マスコミ紹介

■「TARZAN」No.639(2013年11月28日発売号)

TARZANの最新号「ホルモンがカラダを救う!」に取材記事が掲載されています。男性ホルモンと精力の関係について、解説しています。

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「男性ホルモンが強いと精力も強い」伝説の真偽を探る。都市伝説にも語られる、男性ホルモンが強い=精力も強い説。果たして真偽のほどはいかがなものなのか。専門家に聞いてきました。(記事より)
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tarzan_639

(事務局より)

『赤ちゃんが欲しい』に協力しました

■『赤ちゃんが欲しい』に協力しました

『赤ちゃんが欲しい』2014年冬号(主婦の友社)、
「メンズのための精子力アップ講座」の監修をしました。

<内容>(一部紹介)

ウソ? ホント? 精力にまつわる あんなウワサ こんな言い伝え

精子力を上げる!毎日のコツ
1 あたためちゃダメ!! とにかくタマを冷やす生活を
2 「活性酸素」を体内に過剰につくらない!
3 食事は妻と同様、3食のバランスが最重要!
4 セックスは回数を重ねてなんぼだ!

『赤ちゃんが欲しい』は、ベビー待ちカップルを応援する季刊誌雑誌。

『赤ちゃんが欲しい』http://www.shufunotomo.co.jp/magazine/?cat=15

赤☆2014冬号_精子力00_表紙

赤☆2014冬号_精子力01 赤☆2014冬号_精子力02 赤☆2014冬号_精子力03

第58回日本生殖医学会学術集会での講演が朝日新聞で紹介されました

■第58回日本生殖医学会学術集会での講演が朝日新聞で紹介されました。

第58回日本生殖医学会学術集会にて、獨協医科大学越谷病院泌尿器科の男性不妊チームの慎武先生による「精子力は35〜40歳を境に低下する-mouse oocyte activation testを用いた検討」と題した発表が、本日の朝日新聞夕刊に紹介されました。

2013年11月15日(金)朝日新聞 夕刊

精子の力「35〜40歳から衰え」
不妊の一因か、獨協医大が発表

asahishinbun

(事務局より)

【スペシャル対談】河合蘭さん×岡田弘「精子と卵子の「老化」には、正しい情報を味方に」

2013.11.08 | お知らせ

■スペシャル対談「精子と卵子の「老化」には、正しい情報を味方に」

『卵子老化の真実』の著者で出産ジャーナリストの河合 蘭さんと岡田弘とのスペシャル対談「精子と卵子の「老化」には、正しい情報を味方に」を公開しました。

*スペシャル対談「精子と卵子の「老化」には、正しい情報を味方に」

(事務局より)

8th Japan-ASEAN Conference on Men’s Health and Aging

現在、軽井沢で開催中の8th Japan-ASEAN Conference on Men’s Health and Agingにて講演しました。

■8th Japan-ASEAN Conference on Men’s Health and Aging(合同開催:第13回日本Men’s Health医学会)

テーマ  爽やかな軽井沢でメンズヘルスの熱いトピックスを
会 長  丸茂 健(東京歯科大学市川総合病院泌尿器科教授)
会 期   2013年11月7日(木)~11月9日(土)
会 場   ホテルマロウド軽井沢

11月7日(木)のSymposium1(Progress in treatment of reproductive dysfunction)にて、講演(演題「Aging on sperm function」)しました。

学会サイト

(事務局より)

男性不妊百科の公開を開始しました

2013.11.05 | お知らせ

男性不妊や生殖に関する基礎&最新情報をまとめました「男性不妊百科」の公開を開始しました。
以下のコンテンツを公開しました。

精子の基礎知識
セックスがうまくできない
精子がうまくつくれない
検査と治療
Close Up(男性不妊の現状)
Close Up(男性不妊外来へ行こう!)
Close Up(精液検査を受ける)
Close Up(精液検査の方法)
Close Up(精子機能検査)

未公開のコンテンツは近日中に公開予定です。
ご参考にしていただければ幸いです。

(事務局より)

女性の涙と男心

ブログの読者の方から、こんな質問がありました。
『testosterone(男性ホルモン)とフェロモン(pheromone)の関係について教えてください- 男性ホルモンが上がると女性にもてるフェロモンが増えてモテモテになるのでしょうか?』

これは、困った質問です。というのはフェロモンの研究は主に昆虫や実験室の小動物を中心に行なわれています。ヒトにモテホルモンと巷で噂になっているフェロモンが存在するのかは、現在少しずつ研究が進んでいる段階ではっきりしたことは、解明されていないのが現状だからです。

そこで、PubMedという医学系のデーターベースにアクセスしてみました。キーワードはtestosteroneとpheromoneです。するとヒトの涙には化学シグナル物質があると言う論文が1番にヒットしてきました。
雑誌は、かの有名なサイエンスです。

Gelstein S, Yeshurum Y, Rozenkrantz L, Frumin I, Roth Y, Sobel N. Human tears contains a chemosignal. Science 331, 226-230, 2011

この論文について解説しましょう。

涙には2種類があります。眼の表面の乾燥を防ぐ目的で分泌されている液体と悲しいときに出てくる液体です。後者の液体が出てくるのは、ほ乳類ではヒトのみに知られています。

Gelsteinらは、悲しい映画を見て女性が流した涙を集めてきて、これが男性の情動に与える作用を研究しました。涙を流している女性を見ることからうける視覚(目からの)による影響ではなく、涙を嗅ぐことによる影響を検討したのです。

どうして、こんな研究をしたのでしょうか?

日本人とは違って(と言っても最近はこういった習慣を持った若者も増えていますが)西洋人は涙を流している女性を抱き寄せて、鼻と鼻がくっつくような距離で話しかけたりしますね。すると、鼻の近くに涙があるので、涙を嗅ぐことによる影響があるのではないかと考えたのです。(日本人にはない発想ですね)

まず、集めた悲しみの涙に独特のにおいがないか調べました。これには、鼻の下に、涙をしませた紙を貼った場合と生理食塩水をしませた紙を貼った場合で、においの違いを区別が出来るかを調べたのです。研究に協力した24人の男性はこの2つをかぎ分けることが出来なかったのです。つまり、悲しみの涙には特別なにおいは無いという事です。(画像をクリックして拡大・Fig.1)
FIg.-1-2013.10.29
FIg. 1 2013.10.29

次に、涙を嗅いだ後と生理食塩水を嗅いだ後で、同じ女性の顔(画像をクリックして拡大・Fig.2)を見て性的魅力をどの程度感じたかを調べました。
Fig.-2-2013.10.29
Fig.2 2013.10.29

すると、涙を嗅いだ場合は生理食塩水に比較して性的魅力を感じにくくなっていました。(画像をクリックして拡大・Fig.3)
Fig.3-2013.10.29
Fig.3 2013.10.29

この原因はどこにあるのでしょうか?

著者たちは、唾液中のテストステロン(生理活性を持ったテストステロン)濃度に対する涙の影響を調べました。すると、涙を嗅ぐとテストステロンが低下する事が判ったのです。(画像をクリックして拡大・Fig.4)
Fig.4-2013.10.29

Fig.4 2013.10.29

さらに、もっと研究は続きます。脳の機能を調べるfunctional MRIと言う特殊な検査で性的魅力を感じたときに活動性が高まる脳の部分を観察しました。すると、涙を嗅ぐと生理食塩水を嗅いだときに比べて活動性が低くなることが判りました。

女性の涙は、男性のテストステロンを低下させ・脳の性的な活動命令を出しにくくする作用があるのです。涙の成分のうちの何がこのような作用があるのかが判れば、反対に性的な魅力を相手に与える物質、すなわちフェロモンを突き止めることに繋がるかも知れません。

不妊に悩むカップルの場合は、ご主人はパートナーに悲しみの涙を流させるようではいけませんね。にこにこパートナーと子作りに励んでください。

イベントのお知らせ(11/3)

■イベントのお知らせ(11/3)

事務局よりお知らせです。

Dr.岡田が世話人を務めるイベントの紹介です。

NPO法人Fine(ファイン)主催
『Fine祭り2013 ちゃんと知りたい!男女の不妊』

2013年11月3日(日・祝)品川・THE GRAND HALL

男女の不妊や治療について、専門医による講演と
男性不妊を体験した作家・ヒキタクニオさん、
ジャーナリスト・白河桃子さんらによるトークセッション、
不妊症看護認定看護師、エンブリオロジスト(胚培養士)への無料相談、
企業や団体などの展示・販売など。

詳細はFineウェブサイト
http://j-fine.jp/matsuri/2013/matsuri.html


NPO法人Fine(ファイン)〜現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会〜
http://j-fine.jp/index.html


『Fine祭り2013 ちゃんと知りたい!男女の不妊』チラシ↓
http://j-fine.jp/matsuri/2013/matsuri13-c.pdf

PRESIDENT Online スペシャルに取材協力しました

2013.10.25 | マスコミ紹介

■PRESIDENT Online スペシャルに取材協力しました

出産ジャーナリスト、河合蘭さんの記事「35歳で始まる!「精子老化」の真実」に取材協力をさせていただきました。

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「卵子の老化」はようやく知られてきたので、そろそろ、もうひとつの大事なことを知ってほしい。それは「精子の老化」だ。

少し生殖の知識を持つ方は「そんなバカな。卵子と違って精子は毎日新しく作られているから老化はないのだ」と思うかもしれない。確かに、卵子は胎児期に一生分が作られてしまって卵巣に貯蔵されているから持ち主と一緒に年をとる。それに対し、精子は毎日精巣で新しいものが作られている。ただ、毎日作られる「新しい精子」も、作っている身体の老化と無縁ではいられない。(記事より)
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PRESIDENT Online スペシャル「35歳で始まる!「精子老化」の真実」

(事務局より)

朝日新聞に取材コメントが掲載されました

2013.10.24 | マスコミ紹介

■朝日新聞10月23日(水)朝刊

朝日新聞10月23日(水)の朝刊に、医療部中島久美子記者の記事「体外受精児30万 長期的な影響調査必要」にて、取材コメントが掲載されました。

体外ジ受精で生まれた子どもが30万人を超えたことを受けて、高度生殖補助医療は多くの不妊に悩む夫婦に恩恵をもたらした一方、その実施には課題が残っているとし、その一つとして、「精子に問題があっても治療すれば、自然妊娠を目指せるケースもあるのに、男性側の診察なしで、すぐに体外受精に進む施設も珍しくない」とのコメントが掲載されています。

asahi_20131025

(事務局)

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